妊娠中における姿勢の変化やホルモンの分泌などが原因で、産後に骨盤がゆがんでしまうことはよくあります。
それを防ぐためによく行われているのが、産後の骨盤矯正です。
今回は、産後の骨盤矯正を行うタイミングについて紹介します。
▼産後の骨盤矯正を行うタイミング
■出血や恥骨部の痛みがなくなった時
出産後にすぐ骨盤矯正をしようと考える方もいますが、それは推奨されていません。
産後1カ月程度は出血や恥骨部の痛みが出やすく、骨盤矯正を行うと体へ負担をかけるリスクがあるためです。
産後2カ月程度の時間をあけ、体の状態が落ち着いてから行うようにしましょう。
■検診で良好だと認められてから
産後に行われる定期検診の際、体の状態が良好だと認められてから骨盤矯正を行うのが安心です。
産後の体は、思っている以上に負担がかかっています。
ご自身で判断せず専門家の意見を聞いたうえで、骨盤矯正をしても問題ないか判断しましょう。
■産後6カ月までに
骨盤を戻すのに時間がかかるため、産後6カ月までに骨盤矯正を受けるのがよいとされています。
産後に骨盤がゆがんでしまい、その状態のまま長期間生活するとクセになってしまいます。
そのため、産後6カ月までに骨盤矯正を行い、癖になる前にゆがみを軽減させることが重要です。
▼まとめ
骨盤矯正は、出血や恥骨部の痛みがなくなってから産後6カ月以内を目安に行いましょう。
また検診を受けた時に、医師から体の状態が良好だと判断されたうえで行えば安心です。
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